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メンタル不調の若手が多いので原因と対策を考察

2023/11/9

最近、会社の若手から中堅でメンタル不調な人が多くなってきているため、原因と対策を考察してみた。

直接的な原因は「孤立」「過負荷」が多い傾向

「孤立」はテレワークが普及した弊害だと思いますが、若手社員だと相談がしずらくなり、ほとんどコミュニケーションを取らない日が多くなり、孤独感や仕事に貢献できているかという自責の念で孤独感から不調になってしまうケースを聞きます。

「過負荷」は自身でゴール設定やタスクコントロールができず、残業が増え、勤務時間外もそのことで心配になりずっと考えてしまっているような状態で、不眠症になったりしてしまうケースが多いです。

根本原因は「コミュニケーション不足」「アサイン先での能力不足」だと思われる

孤立や過負荷状態はコミュニケーションが不足していることが根本原因だと思われます。アサインと能力が不一致していたり人数が足りてない状態でも相談せずに何とかしようとしている場合、若手の場合は中々相談できない中で紋々としてしまったりと。

出社日を設けたり定期的に話す機会を設けると相談もしやすくなり、エスカレーションも上げやすくなるので、対策となるかと思います。また、要員不足やスキル不足な場合のフォローもしやすくなります。

私の配下の場合

① 自信喪失が原因で仕事もうまくいかず負荷が高まりメンタル不調

ある人はチームリーダをしていたが、うまく進められておらず、課題が溜まっていき、何をやっていいか分からなくなり、結果チームと自信の崩壊をもたらしていました。

やることが溜まっていくと、それに追われ残業も増えてしまいます。

これが続くと勤務時間外もそのことばかり考えてしまい、不眠症やメンタル不良に陥ります。

② 部下の新入社員がオンライン研修期間にメンタル不調に

配下に新入社員が来ましたが、しばらくしてオンライン研修で1か月ほど不在になっていました。

その後に、戻ってきたらメンタルがイマイチな状態になっており、聞いてみると、オンラインで人と話さない期間が長く、周りは楽しそうにやっているように見えて、焦燥感を感じて不調になっているようでした。

また、年の近い先輩社員がいなく話しづらかったこともあるかもしれません。研修中でもマメに話を聞いて会話していく、年の近い先輩を付けてあげるなどの配慮をしていければと思います。