こちらの記事では住宅用の土地を購入した際の不動産取得税について紹介しましたが、ここでは住宅を購入した際にかかる不動産取得税の控除手続きの流れについて説明します。
不動産取得税と軽減制度について
住宅の不動産取得税は以下の式で計算されます
不動産取得税 = 住宅の固定資産評価額 x 税率
税率は土地と同じく、平成30年度一杯は3%になります。
住宅の場合、軽減措置として床面積が50平米以上等の要件を満たせば評価額が1,200万円控除され、以下の計算式になります。
軽減後の不動産取得税 = (住宅の固定資産評価額 - 1,200万) x 税率
住宅の固定資産評価額は購入した金額とは異なり、普通の住宅であれば1,200万以下になるため、不動産取得税はかからなくなるそうです。
手続きの流れ
大まかな手続きの流れは以下のようになります。
- 建物を登記して暫くすると住宅の訪問調査の通知が届く
(建物の固定資産評価を行うための調査です)
(登記から1~2ヶ月後ぐらいで来ます) - 訪問日の調整を行う
- 訪問が来るので立ち会う
(平面図や確認申請書を用意しておく) - 評価額が1200万を超える場合は不動産取得税の通知が来る
土地とは違い、徴収猶予制度や書類の送付等は必要ないため割とシンプルになります。